OKIネットワークインテグレーション（以下OKINET）は、このたびオフィス内のプリントに関わるトータルコストを大幅に削減可能な、プリント費用削減システム「PretonSaver（プリトンセーバー）」のレンタルサービスを本日より開始します。本サービスは、OKINETが「PretonSaver」の開発元であるプリトン社と一次再販契約を締結したことにより、実施するものです。なお、本サービスの提供は、グリーンITへの取り組みとしてOKINETが提唱する環境情報活用コンセプト「EcOnestop（エコ・ワンストップ）」に基づいています。

「PretonSaver」は、オフィス内の利用者PCに専用ソフトウェアをインストールして、管理者が予め設定したポリシーに基づいて、プリント出力を行うことができるシステムです。利用者はプリンタ設定などを意識することなく、トナーや紙の使用量を削減することができます。

また、管理サーバが各利用者のプリント状況を記録しているので、各種統計レポートを自動で作成することも可能です。出力されたレポートをもとに削減結果を分析することで、トナーや紙の経費だけではなく、プリンタ稼働状況もわかるため、プリンタの再配置などによる、プリントに係るトータルコストの削減が可能となります。このようにして、コストが従業員に対しても「見える化」されることにより、従業員の意識改革に貢献することができます。さらに、業務で利用するプリント用紙を減らすことで、環境負荷軽減の観点からCSRへの向上に役立ちます。

OKINETは、従来「PretonSaver」のシステム販売を行ってきましたが、このたびそれに加え、導入コストを抑えることが可能なレンタルサービスを開始し、「PretonSaver」のいっそうの普及を図ります。本サービスにより、お客様にとって負担のかかる初期コストを抑えながら、短期間にプリントに係るトータルコストの削減効果を見出すことが可能となります。OKINETは、今後も「EcOnestop」に基づき「PretonSaver」をはじめ、環境に配慮した各種ソリューションを提供するとともに、次世代へ安心できる環境の橋渡しのため、お客様の環境経営戦略に貢献していきます。

OKINETが提唱する「EcOnestop」とは、「物の削減」、「移動の削減」、「省エネ・省スペース」などを実現するソリューションを活用することで、従業員の快適なワークスタイルを損なわず、環境に配慮した経営戦略を両立できる環境情報活用コンセプトです。OKINETは、このコンセプトに基づき、お客様の経営戦略のために、企画から運用まですべてのフェーズで支援します。地球温暖化などの地球環境問題が深刻化し、2008年7月に開催された洞爺湖サミットをはじめとした、国際的な取り組みがより一層求められています。また、日本では、「省エネルギー法」や「地球温暖化対策の推進に関する法律」などの法律が着々と再整備されています。このような状況の中で、企業では「環境情報の見える化・測定・評価」「CO2の削減」などの幾つかの環境目標を具体的に設定し、その達成に向けた取り組みが求められています。OKINETは、このような背景と経営状況がより厳しくなる中、お客様が環境経営に取り組むために、今までに多くのシステム構築・運用を通じて培った豊富なノウハウをベースに、お客様を支援していきます。