クラウドサービスの導入に伴う、セッション数の大幅な増加が課題となっています。回線やプロキシサーバへトラフィックが集中し、表示が遅くなるなどのクレームにつながります。
SRXでは、特定クラウドサービス向けの通信を通常のルーティング経路から一部迂回させ、インターネットやバックアップ回線などの別の経路に向けて直接ルーティングすることができます。これにより、本社 - 拠点間通信におけるボトルネックが解消され、クラウドアプリケーションのユーザビリティ向上を実現できます。
アプリケーションごとに経路を選択することができる機能です。トラフィックを負荷分散させることが可能になり、アプリケーションによるトラフィック過多を解消することができます。
JuniperSRXに実装されているQoSの適用により重要な業務アプリケーションの利用帯域を確保します。
Sky ATPはクラウドで提供されるサンドボックス解析機能に加えて、コマンド&コントロール(C& C)サーバーやボットネットに関する最新の脅威情報がグローバルに集積されています。そのため、企業内から外部のC&Cサーバーなどへの疑わしい通信をSRXによっていち早く検知し、ブロックすることが可能です。さらに、クラウドにはGeoIP情報も蓄積されているので、特定の国から、または特定の国への通信を簡単な方法で制御することが可能です。
これらの脅威情報はSRXに自動反映されるので、管理者による更新作業は一切ありません。
標的型攻撃の対策として本当に止めなければいけないのは、ダウンロードしたファイルそのものだけでなく、そのファイルを実行し、感染行動を取っている端末です。
感染した端末が外部のC&Cサーバーと通信することで重要情報の漏洩が起こります。
Sky ATPでは、検証済みファイルのブロックと合わせ、感染端末のIPアドレスを基に通信のブロックを行います。そのため、ファイアウォール単体で情報漏洩を防ぐことが可能です。
Sky Enterpriseはクラウドベースの管理ソリューションです。
SRX、EXを集中管理し、設定、モニタリング、レポーティングを管理者が一括して行うことができます。
機器1台分から購入できるため、管理対象拠点の増減に合わせて、柔軟にスケールすることができます。導入済の機器でも、簡単に追加することができます。
LTEモジュールはSRXに搭載することで、セキュリティを保持しながらLTE回線に接続することが可能です。
日本国内の主要キャリアで利用されるLTEバンドに対応します。
災害等で物理回線を利用できない、あるいは設置場所により回線の敷設が困難な場合でも、LTE回線によってセキュアなネットワーク環境が実現できます。
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