導入事例case

三菱重工業 株式会社 様
「モバイルワーカー」導入事例
全社2,000ユーザー、モバイルデータ通信サービスの標準として活用 コスト、全国エリアカバー率、ワンクリックの使いやすさを評価。

日本の近代化とともに歩み、グローバルなフィールドで成長を続ける三菱重工業株式会社。同社は、各種プラント工事の現場となる山間部など電波事情のよくない地域も含め、全社で標準となるデータ通信サービスとして丸紅無線通信のMVNOデータサービスを採用。コストパフォーマンス、どこでも使えるエリアカバー率の高さ、各事業所へのサポート力が採用のポイントに。専用USB端末によりワンクリックで利用できる使いやすさも評価が高い。現在、全社で2,000ユーザー、いまや通常業務でなくてはならない存在だ。

01. 課題から効果へ

02. 全国で使えて、かつ低コストのデータ通信サービスを検討

1884年(明治17年)創立以来、ものづくりを通じて日本の近代化とともに発展を続け、世界へと羽ばたく三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)。製品分野は、生活に密着したエアコンから、発電プラントなどの社会インフラ、船舶、航空機などの輸送機、宇宙ロケットまで幅広く、製品数は700品目に及ぶ。また、風力発電プラントをはじめ、環境、エネルギー問題などに応えるエコプロダクトを国際社会に提供。同社の事業フィールドはグローバルに広がっており、世界中の人々の生活や産業活動の基盤を支えている。

同社では、技術部門や製造現場はもとより、営業やサプライチェーン担当などが一体となり、三菱重工ならではの総合力を活かしたものづくりを展開している。プロジェクトをスムーズに進めるためには、コミュニケーションが重要なポイントになる。

そこで同社は2003年より、インターネットを利用したリモートアクセスサービスを導入した。「当時は、ダイヤルアップでインターネットに接続していましたが、スピードが遅くユーザーは我慢して使っている状況でした。その後、PHSのデータ通信カードサービスの利用を開始しました。低コストかつ定額で大きな不満はありませんでしたが、発電などのプラントや製品の据付けなど現地工事で製品部門が利用する場合は山間部や地方が多く、PHSでは通信事情もよくありません。その点で全面活用に至りませんでした」と技術統括本部 IT推進部 IT運用管理グループ グループ長 野上幸弘氏は語る。

03. 3Gを活用したサービスの採用で重視した4つのポイント

技術統括本部 IT推進部は、業務効率化やコスト削減など経営に寄与すべく全社視点で標準ツールやIT環境を提供、一方で各事業所は製品部門への個別支援を実施している。IT推進部では、事業所や製品部門からの高速なリモートアクセスのニーズに対応するため、どこでも快適に使えて、かつ低コストなデータ通信サービスの検討を重ねた。 高速データ通信を可能にする第3世代携帯電話3Gが登場すると、同社はすぐに3Gを活用したサービスの検討に入った。重視したのは、大きく4点だった。

  1. 山間部や地方でもつながりやすくするため全国エリアの高いカバー率。
  2. ユーザーが難しい設定をすることなく簡単に利用できる使いやすさ。
  3. 各事業所の情報システム部門へのサポート。
  4. コストパフォーマンス。サービスの品質が高くても高額では全社で広く利用することは難しい。
04.丸紅無線通信のMVNOサービスは使いやすさでも高い評価

こうした4つの要件を満たしていたのが、丸紅無線通信のMVNO(Mobile Vitual Network Operator)データサービスだった。同サービスは、全国エリアカバー率の高いNTTドコモの携帯電話網を利用している。サービス料金に関しては、通常、お客様企業の用途に合わせ、徹底してコストの低減を図るために従量制で提供。しかし、定額制を求める同社の強い要望に対し、利用用途・想定パケット量を前提とした定額制で応えている。

MVNOデータサービスへの切り替えは、IDやパスワードはそのまま、新しい機器に換えただけだったためスムーズに行えた。社内展開も「メールで通知しただけで、端末へのソフトのインストールもユーザー自身が行いましたが、上手くいかないといった声もありませんでした」と技術統括本部 IT推進部 IT運用管理グループ 主任 三浦友也氏は話す。 使いやすさの面ではノートパソコンに接続するUSB端末の評価も高い。「パスワードを一度設定しておけば、次からは入力する必要はなく、ワンクリックで利用できます。私も公衆無線LANを使おうとして上手くつながらなかったので、このUSB端末を使って社内システムにアクセスしたことがあります。それくらい気軽に使えるということですね」(三浦氏)。

丸紅無線通信では、2つの側面からサポートを実施している。1つは同社のIT推進部に対し、全社的な観点で必要な情報や新たな提案などを行っている。もう1つが、各事業所の情報システム部門向けにユーザーからの問い合わせへの対応や請求書の送付などを支援している。

05. 現在2,000ユーザー、MVNOデータサービスは全社の標準に

セキュリティに関して、MVNOデータサービスにもメニューはあるが、同社では自社内にリモートアクセスサービスの仕組みを構築し、強固なセキュリティ対策を何重にも施しており、本社の営業・管理部門から製品部門のエンジニアまで、全社2,000ユーザーが利用している。「当社にとって、MVNOデータサービスはPC向けデータ通信サービスの基幹となっています。事業の立ち上げなどでも即座に対応できるメリットも大きいです。従来通りの安定運用と同時に、今後はより高速なデータ通信やマルチデバイス活用の提案もお願いしたい」(三浦氏)。

メール受送信が中心のモバイルから、図面や技術資料も閲覧し更新できる高速モバイルへの拡大。データサービスの可能性によって現地での働き方が変わり、生産性のさらなる向上につながる。
「IT推進部にも、業務の効率化やコスト削減だけでなく、事業と収益の拡大といった経営への貢献が求められています。製品部門の機動性と柔軟性の確保という観点でもMVNOデータサービスに期待するところは大きいです。」と野上氏は話す。
世界に誇る最先端技術と確かなものづくりで社会を支える三菱重工。同社のコミュニケーション基盤の一翼を担う丸紅無線通信のMVNOデータサービスが果たすべき役割もさらに広がっている。

三菱重工業 株式会社 様 概要
創 立 1884年(明治17年)7月7日
本 社 東京都港区港南2-16-5(三菱重工ビル)
資本金 2,656億円(2012年3月31日現在)
社員数 連結:68,887人(2012年3月31日現在)
単独:32,494人(2012年3月31日現在)
事業内容 船舶、発電プラント、環境装置、産業用機械、航空・宇宙機器、 エアコンなどの製造・販売・エンジニアリング
URL https://www.mhi.co.jp/
掲載ソリューション情報
モバイルワーカー
利用用途に合わせた料金プランを設定することで、社用通信端末にかかるコストを最適化します。既存のプランを一元的に提供するのではなく、カスタマイズされたプランをお客様毎に設定します。

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