2005年10月6日
プレスリリース
沖電気ネットワークインテグレーション株式会社
F5ネットワークスジャパン株式会社
株式会社エヌ・エス・アイ
沖電気ネットワークインテグレーション株式会社(本社: 東京都江東区、代表取締役社長:松下政好、以下 OKINET)は、同社の端末認証ソフトウェアのアプライアンス製品(注1)である「ROUD™(ロード)シリーズ」を、リモートアクセスの認証を強化して、10月11日より発売します。「ROUDシリーズ」は、株式会社エヌ・エス・アイ(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 大内太郎、以下 NSI)が開発した端末認証ソフトウェア「RegistGate®」のアプライアンス製品です。このたび、F5ネットワークジャパン株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役: ティム・グッドウィン、以下 F5)が販売するSSL-VPN(注2)装置「FirePass®」と連携することで、自宅やネットカフェのPC等からオフィスネットワークへリモートアクセスを可能とする端末の制限を実現する、強固な認証機能を提供します。
リモートアクセス方式として広く用いられているSSL-VPN方式では、「ID/パスワードの漏えい」、「認証デバイスの紛失/盗難による不正アクセス」、「正規ユーザによる不正利用」また「自宅やネットカフェ等のセキュリティレベルの低い端末からの不用意な接続によるウィルス流入、ワーム攻撃、情報漏えい」等の面で、高い危険性がありました。
OKINETでは、NSIが開発した端末認証ソフトウェア「RegistGate」をベースとしたアプライアンス製品である「ROUDシリーズ」を販売してきました。このたびこの「ROUDシリーズ」を、新たにF5のSSL-VPN装置「FirePass」と連携させることにより、リモートアクセスの認証強化を実現し、リモートアクセスにおける高い危険性を回避します。
SSL-VPNの認証機能に、端末認証ソフトウェアである「RegistGate」の機能を加えることにより、ID/パスワード漏えい時においても登録された端末以外からの接続を防止することができ、また、正規ユーザの不正利用時においても端末を限定することにより情報の移動範囲を制限できます。またセキュリティレベルが明確でない端末の接続も抑止できます。更に稼動アプリケーションのチェックを行うことも可能であるため、P2Pソフトウェア(注3)等の危険なソフトウェアが起動した場合に接続を切断することもできます。これらの機能により、リモートアクセス時の認証が強化され、不正アクセス、不正利用、ウィルス流入、ワーム攻撃を防ぎ、情報漏えいの危険性を下げることができます。
また、「ROUDシリーズ」は端末認証サーバであると同時にRADIUS(注4)機能も内蔵されています。RADIUS機能は外部のActiveDirectory(注5)とも連動することが可能なため容易に構築することが可能です。
標準販売 | OKINETより販売 |
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標準価格 | 標準価格: ROUD3000一式 1,995,000円(税込)~(ソフトウェアライセンス数により変動) |
出荷開始時期 | 2005年10月11日 |
販売目標 | 年間100セット |
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