2006年2月14日
プレスリリース
沖電気工業株式会社
沖電気ネットワークインテグレーション株式会社
沖電気工業株式会社(社長: 篠塚勝正、以下 OKI)および電気ネットワークインテグレーション株式会社(社長: 松下政好、本社: 東京都江東区、以下 OKINET)は、このたびIPv6(注1)環境で動作する国内初の接客業務支援システム「ユビキタスコンシェルジェ®・トーカー」を開発しました。本製品を採用することにより、接客員は手元の端末から複数のネットワークを利用して、音声・映像・データなどを駆使した様々な情報を入手し、迅速かつ的確にお客様への対応を行うことができます。なお、商品化は2006年4月を予定しています。
ブロードバンド化が進み、様々な情報が入手可能となった現在、接客業においてお客様からの要求に迅速に対応するためには、データ検索により最適な情報をリアルタイムに入手する必要があります。このようなサービスの実現には、インターネットに接続された複数のネットワークを利用することが有効な手段となりますが、従来のIPv4環境では、複数のネットワーク間での利用に制限がありました。そこで、プロパイダを経由してもすべての端末にグローバルアドレスが付与され、複数のネットワークを利用することが可能なIPv6環境をサポートするアプリケーションを開発することにしました。
今回開発した製品は、IPv4環境で提供していた「ユビキタスコンシェルジェ(注2)」の接客業務支援システムをIPv6に対応したものです。本製品では、日本シンボルテクノロジー株式会社(社長: 中岡直、本社: 東京都新宿区)が開発したIPv6対応のEDA(注3)端末「MC50(R)」と連携し、「PTX(注4)アプリケーション」による複数のネットワークを利用した音声・映像・データの情報入手のほか、位置情報の表示、バーコードによるURL接続などの機能(注5)をP2P(ピアツーピア)環境で提供します。また、セキュリティに関しては、NTTコミュニケーションズ株式会社(社長: 和才博美、本社: 東京都千代田区)の協力のもと、m2m-x(注6)を採用し、安全な通信が確保できます。
今回開発した製品は、IPv4環境で提供していた「ユビキタスコンシェルジェ(注2)」の接客業務支援システムをIPv6に対応したものです。本製品では、日本シンボルテクノロジー株式会社(社長: 中岡直、本社: 東京都新宿区)が開発したIPv6対応のEDA(注3)端末「MC50(R)」と連携し、「PTX(注4)アプリケーション」による複数のネットワークを利用した音声・映像・データの情報入手のほか、位置情報の表示、バーコードによるURL接続などの機能(注5)をP2P(ピアツーピア)環境で提供します。また、セキュリティに関しては、NTTコミュニケーションズ株式会社(社長: 和才博美、本社: 東京都千代田区)の協力のもと、m2m-x(注6)を採用し、安全な通信が確保できます。
「ユビキタスコンシェルジェ・トーカー」を利用することで、トリプルプレー(注7)を活用し、接客サービスの拡充を図ることができます。例えば、お客様からの要求に対し実際に応対する接客員のほか、遠隔地の接客員が持つ複数の端末がそれぞれ異なるプロパイダのネットワークと接続し、PTX機能を利用して専門家が詳細情報を提供することも可能です。また、バーコード機能を利用することにより、IPv6に対応したWebシステムに直接アクセスし、自由にコンテンツを閲覧するなど、様々なアプリケーションを有効利用することができます。
OKIとOKINETでは、今回開発した「ユビキタスコンシェルジェ・トーカー」を、インターネットを利用する多くのお客様の要求に適応するシステムとして提供します。店舗、アミューズメント施設、鉄道、病院など接客を主体とする様々な業種に対して積極的に展開していきます。なお、本製品は、2月15日、 16日の2日間、秋葉原コンベンションホールで開催される「Global IP Business Exchange 2006」の「IPv6ソリューションライブラリー」ブースに出展します。
沖電気ネットワークインテグレーション株式会社は、2005年7月に、業界初のトリプルプレーを得意とするネットワークインテグレータとして設立されました。お客様に安心・安全・便利なネットワークをご提供するため、トリプルプレーの3要素である音声・テータ・映像、さらにセキュリティ技術を中核にして、コンサルティングから設計・構築・運用・保守サービスまでを一手に引き受けるワンストップソリューションの展開を行っています。
日本シンボルテクノロジー株式会社は、米国シンボルテクノロジー社製品の日本市場における販売及びサポートを行う外資系企業です。業務用EDA、ハンディーターミナルなど、ビジネスの最前線でミッションクリティカルな情報をリアルタイムに収集、移動、管理する製品とソリューションを提供しています。
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