沖電気工業株式会社（本社: 東京都港区、代表取締役社長: 篠塚勝正、以下 OKI）、沖電気ネットワークインテグレーション株式会社（本社: 東京都江東区、代表取締役社長: 原説秀、以下 OKINET）とトーメンサイバービジネス株式会社（本社: 東京都港区、代表取締役社長: 西村拓美、以下 TCB）の3社は、ビデオ会議システムとIPテレフォニーを統合したオフィス・コミュニケーションの新たなソリューションを、共同で提供していくことに合意しました。この合意に基づき、今後OKINETは、OKIのIPテレフォニーサーバ「IP COVNERGENCER® Server SS9100（以下、「SS9100」）」とTCBのビデオ会議システム「Visual Nexus®」を融合させたソリューションの提供を行います。

本ソリューションは、OKI製SIP（注1）対応IPテレフォニーサーバ「SS9100」と、トーメンサイバービジネス社製のSIP及びH.323（注2）プロトコルをサポートするビデオ会議システム「Visual Nexus」及び「Visual Nexus SIP Option」を連携することにより、IP電話と、ビデオ会議およびWeb会議を同一のIPネットワーク環境下で相互接続して使用することを可能とするものです。本ソリューションを導入することにより、「SS9100」配下の「Com＠WILLR®ソフトフォン」から、内線番号をダイヤルするだけで遠隔地とのビデオ会議やWeb会議に参加することができるようになります。

企業におけるIP電話システムの導入は近年ますます進行しており、3社は今後IP電話システムを既に導入している企業や新規に導入を検討する企業に対して、これらの企業で普及しているポリコム製やソニー製のビデオ会議端末やVisual Nexusとの連携によるオフィス・コミュニケーション改善の提案活動を共同で行っていき、オフィス・コミュニケーションのユビキタス化への貢献を目指します。

なお、3社は本ソリューションを「IPテレフォニー&ケータイソリューション2006」/「ビジュアル・コミュニケーション2006」（5月18日～19日、東京・池袋 サンシャインシティ文化会館にて同時開催）に参考出展します。