2007年6月21日
プレスリリース
沖電気工業株式会社
沖電気ネットワークインテグレーション株式会社
OKIの関連子会社である沖電気ネットワークインテグレーション株式会社(本社: 東京都江東区、代表取締役社長: 原説秀 以下OKINET)は、このたび株式会社 山武(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 小野木聖二 以下 山武)へ、OKIのビデオ会議システム「Visual Nexus®」を納入しました。本システムにより、既存ビデオ会議専用端末を利用した多地点会議を実現するのと同時に、パソコン用ソフトウェア「Visual Nexus Endpoint」でパソコンからも会議に参加することが可能となり、拠点間のコミュニケーションを活性化することができます。
山武は1906年に創業し、「"人を中心としたオートメーション"で、人々の「安心・快適・達成感」を実現するとともに、地球環境に貢献する」という理念の思いが込められたグループシンボル「azbil」のもと、建物・工業および生活に密着した各種オートメーション事業を展開している企業です。従来山武では、国内拠点間では部門毎にビデオ会議専用端末を利用した会議を行っていました。しかし、海外拠点とのコミュニケーションは電話やメールのほか、出張して打合せをするケースがほとんどでした。多くの部門でこのような状況を改善したいとの声が上がり、情報システム部門により新しいビデオ会議システムの導入の検討が行われました。その結果、OKINETが提案した「Visual Nexus」は、既存のビデオ会議専用端末との相互接続が可能であることや、システムの拡張性などが評価され、採用に至りました。
今回、納入したシステムは、山武の国内拠点および海外拠点を含めて、同時に20端末を接続することができます。新規導入された「Visual Nexus Endpoint」により、既存のビデオ会議端末と、映像・音声だけではなくPCに表示されているアプリケーション画面のリアルタイム共有が可能となります。これにより、遠隔地間であってもあたかも同じ場所に集まったかのような感覚でスムーズに会議を行うことができます。また、山武の藤沢テクノセンターにはOKINETが独自にアプライアンス(注1)化した多地点接続サーバ「VOCSTM(ボックス)5000」を設置し、すべてのビデオ会議端末の管理を一元化しました。このように本システムは、同社の業務効率の改善および生産性の向上を支援するものです。
OKINETは、今後も拠点間コミュニケーションの改善による業務の効率化を求める企業に対して、「Visual Nexus」を用いたビデオ会議ソリューションを積極的に販売していきます。
「Visual Nexus」は、PCのデスクトップ上で高品位な音声・映像・データを使ったIPコミュニケーションを実現するビジュアルコミュニケーションシステムです。「Visual Nexus」を導入することで、ユーザが日常使用しているPCから「Visual Nexus」に接続するだけで、オフィス内はもちろん、自宅や出張先からも、『いつでも、どこでも、誰とでも、セキュアに』音声・映像・データを使ったトリプルプレーでのコミュニケーションが可能になり、離れた拠点間での情報共有と素早い意思決定を支援します。また、ビデオ会議の国際標準規格である H.323(注2)に準拠し、ユーザが現在運用しているサードパーティのビデオ会議端末との相互接続性に優れています。2003年より販売を開始し、製造業、流通小売業、金融業など国内外の200社以上の企業に導入されています。
「VOCS(ボックス)シリーズ」はOKINETが独自に商品化した「Visual Nexus」専用のアプライアンスサーバです。専用に設計されたプラットフォームを採用し、独自ノウハウによるOSのセキュリティ設定やアプリケーションのチューニングなど最適な機器設定をしています。また、標準でお客様の固有情報などを定期的にバックアップする機能も搭載しているため、お客様がシステム導入された場合、これらの導入効果をすぐに得られることができます。1台のサーバで最大同時50端末を接続することができ、さらに複数のサーバを連携させることで、数百台の端末を収容する大規模システムを可能にします。小規模モデル用「VOCS1000」(最大同時接続10端末)もあります。
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