2007年9月27日
プレスリリース
沖電気工業株式会社
沖電気ネットワークインテグレーション株式会社
このたび株式会社シード(本社: 東京都文京区、代表取締役社長: 井上忠 以下 シード)の鴻巣研究所へ、IPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE® Server SS9100 Type M(以下 「SS9100 Type M」)」をベースとしたIPテレフォニーシステムを受注し、納入しました。なお、本システムは、沖電気ネットワークインテグレーション株式会社(本社: 東京都江東区、代表取締役社長: 原説秀 以下OKINET)が販売・構築を行いました。
シードは、1951年にコンタクトレンズの研究を開始以来、開発で培った技術・信頼のもと、コンタクトレンズ事業を中心に、コンタクトレンズケア事業、眼鏡事業のほか、多くの事業を展開しています。同社では、07年度中に稼動予定の埼玉県鴻巣研究所へ、新規の電話システムを導入するにあたり、利用者視点による必要機能や利便性の向上と、レイアウト変更や運用に関わるコスト削減が見込めるシステムの導入を検討していました。
OKINETは、OKIの「SS9100 Type M」と軽量かつコンパクトなOKI製構内PHS端末「UM7588」を利用したIPテレフォニーシステムを提案しました。所内を常に忙しく動き回る現場担当者にとって、機動力の高い構内PHS端末は大変利便性が高く、魅力的です。さらに、「SS9100 Type M」は、今後ソフトフォンやビジネス向け携帯電話などの各種端末を収容できるため、アプリケーションを駆使した次世代オフィス・コミュニケーションへの拡張性が高く、OKINETが蓄積した豊富なIPテレフォニーシステムの構築や運用実績と共に評価され、採用に至りました。
今回、納入したシステムでは、OKIの構内PHS端末「UM7588」を約60台導入し、所内の各所にPHS基地局(IP対応)「UF7200IP」を約 25台配置しました。これにより、所内を移動しながらスムーズな会話を実現することが可能となりました。今後、鴻巣研究所の「SS9100 Type M」の管理下に、他の拠点の基地局や端末を統合していくことで、外出や出張などで他の拠点に出かけた際も、設定変更なしで元の端末を同じ内線番号のまま利用することができます。また、LANスイッチから給電できるIP多機能電話機「MKT/IP- 30DKW」を約20台設置し、オフィス内での移動やレイアウト変更時における、電源やLANケーブルでの配線の煩わしさを排除しています。今後、シードはソフトフォンやビジネス向け携帯電話への展開、外線電話のIP化のほか、コールセンタとの連携など、積極的にオフィスのコミュニケーション改革を実現して行く予定です。
OKIとOKINETは、シードへの導入実績を踏まえ、今後も業務コミュニケーションの効率化を求める企業に「SS9100」を用いたIPテレフォニーソリューションを積極的に展開していきます。
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