OKIとOKIネットワークインテグレーション（以下 OKINET）は、このたびビデオ会議システム「Visual Nexus®（ビジュアルネクサス）」の最新バージョンとして、マイクロソフト株式会社のクライアントOSであるWindows Vista®環境に対応した「Visual Nexus ver3.2 SP1」を開発しました。本バージョンより、「Visual Nexus」はWindows Vista®搭載パソコンでの動作に対応し、複数の遠隔拠点の間で、映像・音声によるビデオ会議と遠隔アプリケーション共有が可能になります。なお、本製品はソフトウェアならびにアプライアンス製品（注1）として、本日より販売を開始します。

「Visual Nexus ver3.2 SP1」では、Windows Vista®搭載パソコンでの動作対応のほか、遠隔アプリケーション共有機能も強化され、遠隔地との共有が難しかった複雑な画像を取り扱うCADアプリケーションなどについても、簡単な操作で共有することが可能になりました。遠隔アプリケーション共有機能は、遠隔地の開発拠点、取引先との製品の共同開発など複数拠点での密接な共同作業などを必要とする企業でのコミュニケーションを支援します。また、正確な情報共有によるコミュニケーションで製品開発の期間短縮などの導入効果が期待できます。

本製品については、OKIがソフトウェアパッケージの販売を行い、2007年11月1日より出荷を開始します。また、アプライアンス製品（注1）については、OKINETが、アプライアンスサーバ「VOCS™（ボックス）5100」として製品ラインアップを拡充し販売を行い、2007年11月22日より出荷を開始します。

OKIとOKINETは、今後も拠点間コミュニケーションの改善による業務の効率化を求める企業に対して、「Visual Nexus」を用いたビデオ会議ソリューションを積極的に販売していきます。

なお、OKIは2007年10月24日より26日まで東京ビッグサイト（東京都江東区）にて開催される「IPコミュニケーション&モバイル 2007」に本システムを出展します。また、映像のハイディフィニション（HD）規格に対応したビデオ会議システムの試作品を参考出品します。

「Visual Nexus」は、PCのデスクトップ上で高品位な音声・映像・データを使ったIPコミュニケーションを実現するビデオ会議システムです。「Visual Nexus」を導入することで、ユーザが日常使用しているPCから「Visual Nexus」に接続するだけで、オフィス内はもちろん、自宅や出張先からも、『いつでも、どこでも、誰とでも、セキュアに』音声・映像・データを使ったトリプルプレーでのコミュニケーションが可能になり、離れた拠点間での情報共有と素早い意思決定を支援します。また、ビデオ会議の国際標準規格である H.323（注2）に準拠し、ユーザが現在運用しているサードパーティのビデオ会議端末との相互接続性に優れています。2003年より販売を開始し、製造業、流通小売業、金融業など国内外の280社以上の企業に導入されています。

「Visual Nexus」URL:http://www.visualnexus.com/jp/