2009年4月8日
プレスリリース
沖電気工業株式会社
沖電気ネットワークインテグレーション株式会社
株式会社インフォトレンドジャパン
ファルコンストア・ジャパン株式会社
OKIネットワークインテグレーション(以下OKINET)は、お客様のBCP(事業継続計画:Business Continuity Planning)を支援するための、確実・迅速にサーバデータを保護するサーバデータ高速復旧ソリューション「サーバBCP支援パック」を本日より販売開始します。本ソリューションは、OKINETと、株式会社インフォトレンドジャパン(社長:呉 志成、本社:東京都港区、以下インフォトレンド)およびファルコンストア・ジャパン株式会社(社長:山中 義晴、本社:東京都千代田区、以下ファルコンストア)とのサーバ・リカバリに関する協業により実現しました。
企業の情報は、情報漏洩などのセキュリティの観点からサーバに集約されており、そのデータ容量は日々増大しています。このような背景の中、地震などの有事において、メールサーバ、データベースサーバ、ファイルサーバといった、事業を支えるサーバデータの消失や復旧遅延は、収益に多大な損失をもたらし、事業継続に大きな影響を与えます。現状におけるサーバデータの保護は、テープやディスクによるファイル単位のバックアップ、リストアが主流となっており、大容量のサーバデータを確実にバックアップし、迅速にリストアしていくことが困難になってきています。
このような課題に対して、「サーバBCP支援パック」では、保護対象のサーバにバックアップエージェント(注1)と呼ばれる専用ソフトウェアをインストールし、このエージェントが、定期的または継続的に変更のあった差分データをブロック単位(4~8KB)でバックアップサーバに保存します。これにより、これまでのファイル単位のバックアップに比べてネットワークトラフィックを抑えたWAN越しのバックアップが行えるため、バックアップしたデータを遠隔地に保存することが可能となり、ディザスタリカバリ対策を実現することができます。また、保護対象のサーバからバックアップしたデータをそのまま仮想ディスクとして参照させることができるため、軽微な障害であればサーバのデータ参照先を変更するだけで、わずか5分でリカバリすることができます。これらにより、従来のバックアップソリューションでは実現し得なかった高速なシステム復旧が可能となり、コンピュータウィルス・誤操作のほか、災害などによるサーバデータの消失時においても、事業継続に有効なシステムを構築することができます。
本ソリューションは、インフォトレンドの高速・高信頼なストレージ装置「EonStor(イオンストア)シリーズ」とファルコンストアの高速リカバリ製品「FalconStor(ファルコンストア) CDP」を利用し、OKINETがトータルシステムインテグレーションを行うことにより実現しました。
OKINETは、金融業および官公庁などのお客様向けに、数多くのシステムおよびサービスを提供してきました。これらのシステム構築・運用を通じて培った豊富なノウハウを活かしつつ、インフォトレンドおよびファルコンストアとの協業により、社会的ニーズの高まりを見せるサーバ・リカバリ分野のより一層の強化を図ります。OKINETでは、本ソリューションを提案から設計・構築・保守までワンストップで提供し、お客様の事業継続およびIT化の向上を支援していきます。
標準価格 | 最小システム構成 6,000,000円(税抜)~(SIおよび保守費用を除く) |
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提供開始時期 | 2009年4月8日 |
販売目標 | 今後3年間で200社への導入 |
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