2021年12月1日
プレスリリース
丸紅ネットワークソリューションズ株式会社
丸紅ネットワークソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林 徹)は、テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:由利 孝)が代理店として提供している、次世代セキュアアクセスソリューション「AppgateSDP」(以下「AppgateSDP」)の取扱いを開始します。
リモートアクセスにおいて一般的に利用されているVPN(*1)ですが、今後は全ての通信において端末を信頼せず、認証後に接続する「ゼロトラスト」のセキュリティ対策を講じる必要があります。AppgateSDPは認証と接続を段階的に行い、さらに利用者ごとにアクセス可能なリソースを設定することで、強固なリモートアクセスセキュリティを実現します。
社内リソースへのリモートアクセス環境はこれまでVPNが一般的でしたが、サイバー攻撃の多様化、高度化により、VPNではセキュリティ対策として不十分となってきています。例えば、VPNでは接続が確立された後に認証を行うため、TCP/IPレベルのアクセス制御しかできず、ユーザ単位・リソース単位での細やかなアクセス制御はできません。また、認証は最初にID・Passwordで実施するのみで接続成功後は一切チェックを行わないため、なりすましによる不正侵入が容易です。
こうした背景から、企業には従来のVPNではなく、接続する全ての端末を信頼せず、あらゆる情報をチェックした上で認証・認可を行う「ゼロトラスト」のセキュリティ対策が必要となります。
このゼロトラスト・セキュリティとして提唱されている新たな境界の考え方が「SDP(Software Defined Perimeter)」です。SDPは、ソフトウェア上に新たな境界を作りながら、データ通信における制御機能と管理機能を分離させ、リモートアクセス時の認証を強化します。
AppgateSDPはSDPテクノロジーを採用した次世代セキュアアクセスソリューションであり、従来のVPNでは不十分だった社内リソースへのアクセスにおける強固なセキュリティ対策を実現します。
働き方改革やコロナ禍によるワークスタイルの多様化が進む中、将来VPNの弱みに付け込む悪意ある攻撃が増大し、「リモートアクセス=VPN」ではなくなるかもしれません。このような従来の境界防御型セキュリティ対策では対応できない課題に対して、今後さらに迅速で柔軟なネットワークやセキュリティ対応が求められます。
当社は、「AppgateSDP」をはじめとして、変化の激しいこれからの時代に必要となるクラウドセキュリティサービスを今後も展開していきます。
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