2023年5月9日
プレスリリース
丸紅ネットワークソリューションズ株式会社
丸紅ネットワークソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林 徹)は、フォーティネットジャパン合同会社と連携し、工場におけるOTセキュリティの現状を可視化し、リスク要因に対する対策案の提示や対策の方針決定を支援する「OTセキュリティアセスメントサービス」の提供を開始します。
製造業をはじめとする各工場の設備・機器システム制御「OT(Operational Technology)(※1)」は、従来はインターネットに接続しておらず独自プロトコルの使用や工場内のみの閉鎖的なネットワーク構成によりサイバー攻撃のリスクを低減していました。しかし、近年では様々な企業や組織でDX・IoTの取り組みが増加したことで、インターネットを介して工場と本社・自宅等が繋がり、ITとOTが融合しつつあるため、OTにもマルウェアやランサムウェアなどサイバー攻撃等のリスクが高まっています。
OTへのサイバー攻撃は工場システム内の破壊や生産ラインの停止を引き起こし、ビジネス全体に大規模な経済損失のリスクをもたらす危険性があります。このような背景から、セキュリティ対策範囲はITだけでなくOTにも拡大し、企業ネットワーク全体でサイバー攻撃を防ぐことが重要となっています。
しかしながら、OTセキュリティ対策の重要性は理解しつつも、経営層・管轄する工場長や生産管理者などのOT管理者・IT管理者間でセキュリティ意識の違いからIT管理者に一任されていたり、現状を把握できず対策方法については後回しになっていたりと、対策が進んでいないことが課題となっています。
OTセキュリティアセスメントサービスは、企業におけるOTセキュリティ対策の現状を現場でのヒアリングやOTネットワーク内のトラフィック調査で可視化し、その結果から必要最低限のセキュリティ対策の方針検討を支援します。このサービスを通して、OTセキュリティ対策を実施に向けたファーストステップとして、「何から始めるべきか」「どのくらいの予算・人員が必要か」「どこまで対策すべきか」といった疑問を解決できます。
当社は、ベンダフリーの立ち位置で、最新テクノロジーやサービスへの対応を常に意識し、IT領域だけでなくOT領域においても最適なソリューションを取り揃え、今後も提案して参ります。
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、あらゆる場所で人、デバイス、データを保護するというミッションを通じて、常に信頼できるデジタルワールドを実現します。世界最大手のグローバル企業やサービスプロバイダー、政府機関が、デジタル体験を安全に加速させるため、フォーティネットを選択しています。「フォーティネット セキュリティ ファブリック」プラットフォームは、データセンターからクラウド、ホームオフィスにおける重要なデバイスやデータ、アプリケーション、接続を保護し、デジタルの攻撃対象領域全体に幅広く、統合化され、自動化された保護を提供します。セキュリティ製品の出荷台数では世界第1位の地位にあり、635,000社以上のお客様がフォーティネットのセキュリティに信頼を寄せています。また、フォーティネットが取り組むTraining Advancement Agenda(TAA)のFortinet NSE Training Instituteは、業界最大規模で幅広いトレーニングプログラムを提供しており、サイバー関連のトレーニングや新しいキャリア形成の機会を誰もが得られるようになっています。詳しくは、https://www.fortinet.com/jp、フォーティネットブログ、またはFortiGuard Labsをご覧ください。
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