DXソリューション
「高齢者見守りサービス」

「高齢者見守りサービス」とは

近年、高齢化社会の進展により、一人暮らしの高齢者が増えています。しかし、一人暮らしの高齢者は、病気や転倒などのリスクが高く、周囲に助けを求められない状況に陥ることも少なくありません。こうした課題を解決するために、注目されているのが、高齢者見守りサービスです。

従来の見守りサービスには、カメラを用いたものなどがありましたが、プライバシーへの懸念や導入・運用コストの高さなどの課題がありました。
丸紅ネットワークソリューションズの「高齢者見守りサービス」は、人感センサーを用いることで、配線・電池不要の簡単設置で、プライバシーにも配慮した見守りを実現し、24時間365日、途切れることなく見守ることができます。
また、オプションサービスでは、バイタルセンサや加速度センサ、環境センサ(温湿度・CO2センサ)など複数のセンサを組み合わせ、ご利用用途に柔軟に対応する見守りサービスをご利用いただけます。環境センサは、温湿度・CO2を把握し事前に対策を行うことで熱中症リスクの低減をはかり、バイタルセンサでは、高齢者の状態把握だけでなく、介護が必要な高齢者の生活をサポートする介護従事者のストレス状況を把握し、職場環境を改善、離職率の低減に貢献いたします。

「高齢者見守りサービス」は、高齢者の一人暮らしを取り巻く課題を解決し、入居者様の安心・安全な暮らしと、自治体、介護医療、老人ホーム、家主様、不動産提供者様の経営・サービス向上に貢献いたします。

高齢者の一人暮らしを見守る!人感センサーで実現する安心・快適な暮らし・高齢者見守りサービス構成イメージ

このような課題をお持ちではないでしょうか

『単身高齢者・独居老人』が抱える課題

  • 周囲に助けを求められない状況になりやすく、健康状態が悪化しても放置されてしまう可能性がある。
  • 将来、病気や認知症になり、生活が立ち行かなくなるのではないかと不安を感じる。
  • インターネットやスマートフォンなどの情報ツールが使いこなせないため、必要な情報を得る事が難しい。

『家主・住居を提供する事業者』が抱える課題

  • 一人暮しの高齢者は孤独死のリスクが高く、多大な負担がかかる可能性がある。
  • 突然の病気や怪我から水漏れや火災などの事故が発生するリスクが高くなる。
  • 突然の入院などにより、事前連絡無しに連絡が取れなくなる可能性がある。

『自治体・介護サービスを提供する事業者』が抱える課題

  • 居住者のプライバシーが侵害されるのではないかという懸念がある。
  • センサーは誤検知による誤報が発生し作業効率が低下する懸念がある。
  • 高齢者のニーズに合わせたケアプランを作成し従業員の負担を軽減するサービスを探しているが、導入費用が高額になったり複数のサービスを導入する必要がある。

『職員・介護従事者』が抱える課題

  • 紙のカルテやエクセルなどのツールで訪問予定を管理しており、見落としや入力漏れが発生しやすい。
  • 高齢者の体調や状況が変化した際に、訪問や業務のスケジュールが変更されていないことがある。
  • 利用者数が増え十分なケアが難しく休憩時間も取れないうえ残業が多い。

丸紅ネットワークソリューションズの「高齢者見守りサービス」は、MAIDOA plusと連携することで、ご利用者様を支える柔軟で利便性の高い見守りサービスをご提供いたします。

「高齢者見守りサービス」の特徴

導入しやすい見守りサービス
  • 配線・電池レスな人感センサを採用することにより、導入・運用コストを低減します。
  • 電源配線工事が不要のため、新築・リニューアルを問わず容易に導入いただけます。
人感センサーを使用した導入しやすい見守りサービス
プライバシーに配慮しながら高齢者を見守る
プライバシーに配慮した見守り
  • ”人の動き”に反応する人感センサーを利用することで、監視ストレスを低減し、プライバシーに配慮しながら高齢者の安否確認を実現。
柔軟なアラート設定
  • 不在時のアラート解除など、実運用を考慮した機能を備えています。
  • 当サービスで使用する人感センサーは、従来のセンサと比較し誤検知が大幅に少なくなりました。
BEMSサービス運用
BEMSサービス効果
柔軟性の高いオプションサービス
  • オプションサービスでは、バイタルセンサや加速度センサ、環境センサ(温湿度・CO2センサ)など複数のセンサを組み合わせご利用いただけます。
  • 高齢者の状態把握だけでなく、介護従事者のストレス状況を把握などにもご活用いただけます。

「高齢者見守りサービス」の概要

高齢者見守りサービスでできること

一人暮らしの高齢者を見守るだけではなく、介護老人福祉施設や、介護医療医院、老人ホームなど、高齢者の方々が生活される様々な環境でご活用いただけます。必要な機能を選択しご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。

① 高齢者宅の安否確認
人感センサーで人の動きを感知し、人の存在を認識します。一定時間検知が無いと異常と判断し管理者へ発報します。
高齢者宅の安否確認
② 熱中症予防(オプション)
温度センサとCO2センサを設置し、室内の温湿度を監視します。設定以上の数値になると発報し警告します。
高齢者宅の安否確認
③ 睡眠状況の推定(オプション)
照度センサーにより夜間の起床や行動を記録します。アラートを設定することで、夜間行動の把握や徘徊防止に活用いただけます。
高齢者宅の安否確認
④ 緊急時のSOSコール(オプション)
SOSセンサーが異常を検知すると管理者へ発報し、管理者へ確認や救助を要請することができます。
高齢者宅の安否確認
⑤ ヘルスケア(オプション)
バイタルセンサ(腕時計型)を身に着け脈拍や身体負荷(推定血圧)から転倒検知、ストレスレベルなどを計測します。異常を検知すると発報して管理者に通信します。
高齢者宅の安否確認
⑥ 訪問確認(オプション)
ビーコン/センサーから信号や値を読み取り、担当者が訪問先に行くと、自動で記録。訪問忘れを予防します。
高齢者宅の安否確認
⑦ 屋内位置情報測位・施設管理(オプション)
ビーコンからの信号や値を読み取り人の動きや、位置、センサーの状態を把握できます。また、各種BLEセンサーと組み合わせ、施設環境の一元管理も可能です。
高齢者宅の安否確認
⑧ 屋内環境管理・食品衛生(オプション)
施設内の空間や冷蔵システムの温度や湿度、CO2濃度など各種センサーと合わせ一元管理。記録だけでは無くアラートの設定も可能です。
高齢者宅の安否確認
 

人感センサーを採用する理由

孤独死の可能性を早期に検出

① 導入・運用コストの低さ
配線・電池レスにより、コンセントや電源に接続する必要がないため設置コストを大幅に削減することができます。配線・電池レスにより、電池交換や電源代などのランニングコストがかかりません。
② 設置の簡単さ
既存の住居に簡単に設置することができます。大規模な工事や原状回復のための費用がかかりません。また、高齢者にとっても、慣れ親しんだ住環境を変えることなく、安心して見守られるというメリットがあります。
③ プライバシーの保護
人感センサーは、人の動きを検知するセンサーです。カメラとは異なり、映像を記録することはありません。そのため、高齢者のプライバシーを侵害することなく、生活状況を見守ることができます。
④ 誤検知が極めて少ない
人感センサーは、24時間365日、高齢者の動きを検知することができます。従来品に比べ誤検知が極めて少なく、夜間や外出時でも、安心して見守ることができます
センサの比較
検知センサ カメラ 人感センサ マットセンサ
(ベッドでの使用を想定)
開閉センサ
メリット
  • 様々な活動情報や、事故原因など詳細情報が得られる
  • 導入・運用コスト低い
  • 工事が不要(低コスト化、不動産価値を損ねない)
  • 老人の監視ストレスが少ない(プライバシーを配慮)
  • 誤検知が極めて少ない
  • 睡眠の質などに関する高度な情報が得られる
  • 工事が不要
  • 導入・運用コスト低い
  • 工事が不要(ケースバイケース)
  • 利用者の監視ストレスが少ない(プライバシーを配慮)
  • 誤検知が極めて少ない
デメリット
  • 工事が必要
  • 導入・運用コスト高い
  • 利用者の監視ストレスが比較的高い(プライバシーが損なわれる)
  • センサ単体では、検知範囲に対象者が入ってきたかどうかに関する情報しか得られない
  • ベッド以外で寝た場合には活動検知できない
  • マットの敷き方によっては誤検知を起こす
  • 耐久性が低い
  • ドア閉め忘れ時や、ドアを閉めない人では活動状況を検知できない
 

本サービスで使用する人感センサについて

配線・電池レスな人感センサを採用することにより、メンテナンスフリーを実現
本体にモバイルSIMを搭載するため設置場所を選びません

バッテリーレスBLE対応照度センサー&人感センサー
配線・電源工事不要
自己発電、超低消費電力、無線技術の組み合わせにより配線が不要。光といった環境エネルギーの利用により電源が不要
保守不要
配線や電源が不要になることで移設や交換といった作業が不要
ネット環境不要
デバイス本体にモバイルSIMを搭載するため、ネット回線の契約は不要
高寿命
バックアップバッテリー使用時は、暗闇状態で約7.5年、光存在下で15年~20年使用可能
 

独居老人向けサービスの事例

  • 人感センサ等を使用して人の動きを検知し、プライバシーに配慮しながら老人の安否確認を実現
  • 不在時のアラート解除など、実運用を考慮した機能を具備
独居老人向けサービスの事例
 

オプションサービス

介護施設や医療機関でのご利用例をご紹介いたします

  • バイタルセンサを組み合わせて使用することで、ストレス状況の可視化が可能になります。ストレス状況を把握できる事により職場改善や安全衛生管理等、従業員の離職率の低減に貢献します。
  • 環境センサ(温湿度・CO2センサ)を使用し熱中症予防に活用いただけます。
高齢者見守りサービスオプション(介護施設でのご利用例)
 

製品仕様

バッテリーレスBLE対応照度センサ&人感センサの仕様

項目 諸言など
名称 バッテリーレスBLE対応照度センサー&人感センサー
メーカー EnOcean GmbH/丸紅情報システムズ
型番 EMDCB
センシング 照度/人感
通信規格 BT Smart (BLE) 無線
無線チャンネル BLE CH 37,38 and 39 (アドバタイズチャンネル)
送信電力 +4 dBm
伝送範囲(標準) 見通し距離 屋外75m/屋内10m
推奨設置環境 2.5m~3mの高さに天井取り付け
モーション検出範囲 2.5mの高さに取り付けられている場合、モーション検出半径5m
光量センサー 0~65000ルクス/フルスケールで+5%の精度
必要照度 200ルクス(1日6時間)
暗闇での動作時間 96時間
バックアップバッテリータイプ(オプション) CR2032
バックアップバッテリー使用時間 ①稀に明るい光がある状態(200ルクス2時間/日) :20年
➁常に低照度の状態(65ルクス5時間/日):15年
➂暗闇状態:7.5年
製品寸法 113.2×65.5×30.7(mm) (長さ×幅×高さ)
動作条件 温度:0℃~+60℃屋内使用のみ
湿度:20%~85%Rh 結露しないこと
無線認証 RED(ヨーロッパ)、FCC(米国)、ISED(カナダ)
IoTゲートウェイソフトウェア 対応バージョン
FW4.x : Ver.4.0.0以上対応
FW3.x : Ver.3.0.0以上対応
FW2.x : Ver.2.0.0以上対応
FW1.x : Ver.1.0.11以上対応
 

IoTゲートウェイの仕様

項目 諸言など
名称 obnizBLE/LTE Gateway (Cat.4)
メーカー 株式会社IoTBank
電源 AC100V (50/60Hz)
動作環境 温度:-10℃~45℃
湿度:80%Rh以下
主な素材 難燃性ポリカーボネート
SIMスロット nano SIM
LTE通信 Cat.4
対応Band LTE Cat.4(Band1/3/8/18/19/26)
Bluetooth Bluetooth5.0(LR)
Wi-fi通信 IEEE802.11b/g/n(2.4GHzのみ)
同時接続数 7台(状況により異なります)
 

温湿度・CO2センサの仕様

項目 諸言など
名称 Bluetooth 環境センサ
型番 RS-BTEVS1
外形寸法 76mm(H)×76mm(W)×36,,(D) 突起部分含まず
重量 約120g(本体のみ)
電源 5V/1A (Micro-USBポートより供給)
対応スマートフォン・タブレット iOS 12以降/Android 6以降
ソフトウェア(アプリ) エアミル2B(App Store、Google Playより無償ダウンロード)
動作環境 温度:0~40℃、湿度:10~90%(ただし結露しないこと)
無線部 準拠規格 Bluetooth 5
使用周波数帯域 2.4 GHz
通信距離 最大20m(見通し)
センサー CO2 方式:PA方式(光音響方式)(PASens®技術)
計測可能レンジ:0~40,000ppm
精度:400~2,000ppmの条件下で±50ppm+5%
PM 精度:0~100μg/m3±10μg/m3
100~1000μg/m3±10%
【PM計測値の表示内容】
PM1.0:1m3当たりに含まれる粒子径0.3~1.0μmの全重(μg)
PM2.5:同様に粒子径0.3~2.5μmの全重量(μg)
PM4:同様に粒子径0.3~4.0μmの全重量(μg)
PM10:同様に粒子径0.3~10.0μmの全重量(μg)
温度 計測可能レンジ:5 ~ 60℃
精度:±0.2℃
湿度 計測可能レンジ:0 ~ 100%
精度:±3.5%RH(±2%@20~80℃)
 

バイタルセンサの仕様

仕様
項目 諸言など
名称 バイタルモニタービーコン
型式 MediTAG
メーカー ホシデン株式会社
寸法 約39mm×25mm×10mm(シリコンバンド除く)
重量 約8g(シリコンバンド除く)
センサ 9軸センサ(加速度、ジャイロ、コンパス)、気圧センサ、光学脈波センサ
通信 Bluetooth Low Energy
連続動作 約16時間
計測データ
機能 値更新 発信 WEB 表示 CSV データ
パルス(脈拍) 5秒毎 1秒毎
身体負荷(推定血圧) 5秒毎 1秒毎 ×
行動認識 1秒毎 1秒毎
転倒検知 1秒毎 1秒毎
ストレスレベル 5秒毎 1秒毎
歩数検知 1秒毎 1秒毎
カロリー計算値 1秒毎 1秒毎
充電検知 1秒毎 1秒毎
 

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